アルミ角ハンガーの破壊と再生

最終更新時間:2009年08月22日 21時37分22秒

No Item.

 三ヶ月ほど前、洗濯物を干すためのアルミ角ハンガーを買いました。Amazonで2000円弱。「アルミ角ハンガー」と言いながら、要所要所にプラスチック部材が用いられているところがポイントで、このコストダウンによって、2000円弱という価格設定が可能になっているものと思われます。

 安物買いの銭失いというか、たったの一ヶ月ほどで、二つ買ったハンガーが二つとも相次いで壊れて使えなくなってしまいました。

 上の写真からわかるように、壊れたのは、フレームを吊るチェーンをフックにつないでいるプラスチックの部材。円盤状の部材で、中央にあけられた穴にフックの軸を通すことで、フックが自由に回転できるようになっています。フレームを吊るチェーンをつなぐための、円盤の外周にあけられた穴の部分が壊れ、チェーンが外れてしまいました。
 二つのハンガーは、まったく同じ部材が、まったく同じように壊れましたので、単品不良ということではなく、この部材の強度に問題があるのだと思います。
 別に重いものばかりたくさん干したわけでもないのですが……。

 それにしても、たったの一ヶ月しか使っていないのに!
 あまりにもったいない!

 ぼやいていても仕方がないので、近所のホームセンターで、以下のようなものを買ってきました。

 これは株式会社ニッサチェインの「まわるフック」というもの。「吊れる重さは8kgまで」との記載が商品のタグにありました。
 この「まわるフック」とチェーンを、同じニッサチェインの「IWR16-18」というニッケル鉄Wリングを使ってつなぎました。
 「まわるフック」は210円。Wリングは以前別の用途で買ったものの余りを流用(25個入りで400円ぐらいだったと思います)。

 補修から2か月ほどが経過しましたが、二つのハンガーともに、ふたたび壊れそうな気配はありません。プラスチック部材が壊れたときと同程度の量の洗濯物を干しても、まったく問題なし。

 壊れた部材は、このアルミ角ハンガーの急所となる部材なのでは。コストもあるので、アルミ製にしろとまでは言いませんが、もう少し頑丈な作りにしてほしかった。250円ほどの支出で問題なく補修できただけに、強くそう思います。