ロッコウオロシ

 2014/06/15(日)函館5R新馬戦に出走してきたクリノテツマン(7着。ちなみに同レース出走同馬主のクリノヤクマンは2着)の父の名前はロッコウオロシ。どうやら今年の新種牡馬らしいが、阪神ファンの私としては気になる馬である。
 その血統は以下の通り。

5代血統表 ロッコウオロシ

牡 6歳    (父 6歳・母 12歳時産駒) 2008年 栗毛 (米)
Hurricane Run

 2002年
Montjeu

 1996年
Sadler's Wells

 1981年 (米)
Northern Dancer
 1961年
Nearctic
Natalma
Fairy Bridge
 1975年
Bold Reason
Special
Floripedes

 1985年
Top Ville
 1976年
High Top
Sega Ville
Toute Cy
 1979年
Tennyson
Adele Toumignon
Hold On

 1991年
Surumu

 1974年
Literat
 1965年
Birkhahn
Lis
Surama
 1970年
Reliance
Suncourt
Hone

 1974年
Sharpen Up
 1969年
Atan
Rocchetta
Lucy
 1966年
Sheshoon
Laverock
Quatre Saisons

 1996年
Homme de Loi

 1989年
Law Society

 1982年
Alleged
 1974年
Hoist the Flag
Princess Pout
Bold Bikini
 1969年
Boldnesian
Ran-Tan
Our Village

 1976年
Ballymore
 1969年
Ragusa
Paddy's Sister
Epona
 1969年
Le Levanstell
Astridama
American Order

 1987年
Slew o'Gold

 1980年 (米)
Seattle Slew
 1974年
Bold Reasoning
My Charmer
Alluvial
 1969年
Buckpasser
Bayou
Exclusive Order

 1979年
Exclusive Native
 1965年
Raise a Native
Exclusive
Bonavista
 1964年
Dead Ahead
Ribotina

 「田端到・加藤栄の種牡馬事典2014-15」の「はじめに」によると、毎年新種牡馬の扱いに悩むがやはり産駒がたくさんいる(≒種付け頭数が多い)ものを大きく扱うことになるとあり、

 が、そこで種付け数を調べていくと、時々、驚かされる馬が出てくる。
 ロッコウオロシ……1年目40頭、2年目51頭。
(中略)
「え、ロッコウオロシ? 聞いたことないけど輸入種牡馬? でも名前は日本語だぞ」

 そこでさっそく同書でプロフィールをチェックしてみた。

●現役時代
 未出走。2歳時に競走馬として輸入されたが、デビュー目前に迫った秋に右前脚種子骨を骨折。全治1年以上かかることから競走馬としての復帰を断念し、翌春から種牡馬生活に入ることとなった。

 競走馬時代のロッコウオロシの馬主は、アポロの冠名でおなじみの菅原太陽氏(太陽だからアポロか)。阪神ファンかどうかはよくわからないが(父ハリケーンランからの単なる連想馬名かも)、東京を中心に墓地墓苑開発を行う五稜グループを率いている。最近ではアポロサラブレッドクラブとして馬を走らせているようだ。現在のロッコウオロシ同クラブ所属
 TARGETで調べた、2014/06/20時点で馬名が決まっている中央のロッコウオロシ産駒は以下の15頭。うち9頭がアポロの冠号を持つ馬。

馬名性齢厩舎母名馬主生産者生産地
クリノテツマン牡2(美)石毛善彦メイプレンピーチ栗本博晴堤牧場新冠町
アポロムサシ牡2(無)フロントアクセス中本隆志新冠町
アポロパトリック牡2(無)キタノオペラ三輪幸子日高町
オクラクオウ牡2(無)プリンセスレール萩澤俊雄新ひだか町
アポロクラウド牡2(美)堀井雅広アポロファンタジーアポロサラブレッドクラブ前田宗将新ひだか町
マタンギ牡2(無)アポロクイック山際牧場新ひだか町
アポロフリューゲル牡2(無)ケンエンデバーへいはた牧場新ひだか町
アポロサッソウ牡2(無)ヤマノケントップ酒井亨新ひだか町
アポロマギーア牝2(無)タカイチフラワーカネツ牧場日高町
アポロポピー牝2(無)アポロライラ原田牧場日高町
ザキス牝2(美)手塚貴久ハチノヨウニサスミルファーム前田宗将新ひだか町
アポロキスミー牝2(無)アポロパーフェクト山際牧場新ひだか町
ロコロコロッコー牝2(無)オメガマイバブー荒谷輝和新ひだか町
サンセドナ牝2(美)伊藤伸一ソニャトーレ加藤信之漆原武男新ひだか町
アポロオウレン牝2(美)岩戸孝樹カサブランカリリーアポロサラブレッドクラブ真壁信一むかわ町

 前掲書による産駒の予想は以下の通り。

(前略)
本馬は母がリボー6・5x5の血統背景。不気味さが漂う。北の2600で勝ち上がった産駒の一頭でも菊花賞に駒を進めればしめたもの。母にリボーが入ればなお良し。2歳戦や3歳春クラシックはサンデーサイレンス系にくれてやれ。秋には浪速のど根性を見せてやる。酒や、酒や、酒こうてこい。

 上記の15頭で母系にリボーが入るのは牝馬のザキスのみ(8・7・7x7)。
 ちなみに、ザキスの母ハチノヨウニサスも競走馬時代の馬主は菅原さん。ザキス自身の馬主は菅原さんではないが、上記15頭中3頭は自分の名前も母の名前もアポロで始まる馬で、まさにリアル・ダビスタである。

 果たして、菊花賞に出てくるような産駒は現れるのか。今後も注目していきたい。


最終更新時間:2014年06月20日 20時46分32秒