日記/2013-4
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2013-4-13
目黒考二流?ドライカレー・続
目黒考二には、WEB連載の料理エッセイをまとめた「連篇累食」という著作もある。
この本の中でも、ドライカレーのレシピが紹介されている。
<ドライカレー> ●材料 パプリカ……2個 セロリ……一把 タマネギ……1/2個 キャベツ……5枚 挽き肉(豚)……200グラム カレールウ……2人分 ウスターソース……大さじ2 ご飯……適量 ニンニク……適量 油……適量 ●作り方 1. パプリカ、セロリ、タマネギを1センチ角くらいに刻む。 2. キャベツを一口大に、セロリの葉も小さく切る。 3. カレールウを炒めやすいように刻み(削り)、ウスターソースを混ぜておく。 4. 油を熱し、ニンニクで香りをつけて挽き肉を炒める。 5. 色が変わったら、1を入れてさらに炒める。 6. 軽く火が通ったら2を入れてさらに炒める。 7. ざっと炒め合わせたら3を入れて炒め、軽く水分をとばす。 8. 炊き上がったご飯にかけて出来上がり。
本文中でも製作過程が紹介されているのだが、
これは、どなたの料理本に出ていたレシピなのか、もうわからなくなっているのだが、ドライカレーって本当に簡単なんですね。
目黒さん、これは小林カツ代さんの料理本ですよ。
まず、赤と黄色のパプリカ各一個を小さく切る。次にセロリ一本とタマネギ半分を小さく切る。キャベツは五枚を一口大に。野菜類の準備はこれだけ。あとはカレールウ二人前を削って、そこにウスターソースを大さじ二杯。 フライパンに油を熱し、ニンニクで香りをつけてから、豚の挽き肉二○○グラム。赤い部分がなくなったら、さきほどの野菜を全部投入。セロリの葉は、小さく刻んでご飯の上に載せるとレシピには書いてあったのだが、私は面倒なので、刻んでからフライパンに全部投入。数分したら、ウスターソース&カレールウを投入して、あとは絡めるだけ。これで完成だ。塩コショウもしてないが、味つけはこれでOK。あっという間に完成だ。これで二食分が出来るので、残ったら冷蔵庫に入れて翌日用に。もしかすると、原典のレシピには塩コショウするようにとの指示があったのかもしれないが、私はこれで十分だ。私の作ったもので、これがいちばん評判がよく、家で作ってみたという人が少なくない。いや、料理本にも載っている料理だから、私のオリジナル料理ではないのだが、フライパン一つで出来るのがいいし、野菜を切るのに一○分、作成に一○分、と簡単であるのが何よりいい。
塩コショウしないなど、笹塚日記のレシピからの改善が見られる。
2013-4-10
目黒考二流?ドライカレー
本の雑誌359号(2013年5月号)の編集後記から。
ドライカレーのレシピが載っていたのは『笹塚日記』の何篇ですか?問い合わせ電話が読者の方から。すぐ見つけて答えることが出来ず、あっさり電話は終わってしまう。ああドライカレー、ああ笹塚日記。悶々としていたら、杉江から親子丼篇くらいじゃない?とヒントが! 仕事そっちのけで探し物。親子丼篇を読み込むがなし。次のうたた寝篇へ。ありましたよ、41頁にと、頼まれてもいないのに折り返し電話をしてしまいました。【は】
ここまで書かれると、そのドライカレーのレシピが俄然気になってくる。
さっそく、目黒考二『笹塚日記 うたた寝篇』の41ページを見ると、以下のような記載が。
本日の晩飯は、野菜のドライカレー。小林カツ代『野菜をたくさんつかったおかず』に載っていたメニューだ。
目黒考二オリジナル・レシピじゃないのか。
赤黄緑のピーマン、タマネギ、ナス、セロリ、キャベツを1センチ大に切り、熱したフライパンにオリーブオイルとニンニクと生姜を入れて香りをつけてから、挽き肉を投入。色が変わったところで、切った野菜を全部投入。しばらくしてから、カレールウ、ウスターソース、醤油、胡椒を投入して、弱火でとろとろ。最後にセロリの葉をみじん切りにしてご飯の上に散らして完成。
けっこううまそうだ。
思ったより美味だったが、ウスターソースの量が多かったのか、少し味が濃いのが難点。まだ改良の余地はありそうだ。
なるほど。ウスターソースは控えめに。
2013-4-7
ジプタ
2013/04/07の中山競馬場の8Rにジプタという馬が出走していた。笠松競馬出身で、地方での戦績は10戦6勝2着1回3着1回となかなかのもの。準オープン馬ネオザウイナーの下というところも見込まれたか、中央へ転厩してきた。
しかし、今回が中央初戦、さらには、良績を収めているのがダート1400mであるのに対し今回は経験のない1800m戦ということもあって、出走12頭中最低人気となっていた。
馬名の由来は「絵本『しょうぼうじどうしゃじぷた』の主人公の名前から」。
私はこの絵本が大のお気に入りだった。最後に目にしてから何十年もたってしまったが、それでも山火事を消すために奮闘するじぷたの勇姿は忘れられない。
レースの結果、ジプタは勝った馬から2.9秒差の10着。
競馬の世界は厳しく、勝たなければ始まらない。ジプタにはなんとか自分の居場所を見つけてもらいたいものだ。