取手駅西口のスターバックスのツバメの巣

最終更新時間:2020年06月02日 18時32分00秒

2020/06/02(火)撮影

 茨城県取手市の取手駅西口にあるスターバックスの看板には、ここ数年、毎年のようにツバメが巣をかけて子育てに励んでいる。
 数ヶ月ぶりに取手駅を訪れたのだが、すでに6月。今年はもうヒナが巣立ってしまったのではないかと思っていたが、まだ子育てを行っていた。もしかしたら、この春一度ヒナが巣立った後、同じ巣がもう一度子育てに使われているのかもしれない。
 この店は「日本一ツバメにやさしいスタバ」などと呼ばれているようだが、決してそんなことはない。巣の左にボルトのようなものが2本見えるが、同じようなものが「U」「C」「E」の上にも立てられており、その間にピアノ線らしきものが張られている。つまり、ツバメに巣を作られないよう邪魔をしているわけである。日本一ツバメにやさしいどころか、大層ツバメを嫌がっているのである。
 また、例年は「T」の上に巣をかけるのだが、今年は「S」の上というのも珍しい。ツバメは既存の巣を補修し再利用するものだが、ツバメがいなくなると店側がすぐに巣をキレイに撤去してしまう。よってツバメは毎年毎年一から新しく巣を作らねばならず、今年はたまたま「S」の上に作ったということなのだろう。
 そんな店側の嫌がらせもどこ吹く風、ツバメは今年も巣を作り元気に子育て中。野生の勝利である。
 私なぞは、商売繁盛の験担ぎで、ツバメの巣ぐらい気持ちよく作らせてやればいいのにと思うのだが、糞害などもあり、客商売としてはそうも言ってられないのかもしれない。
 あと、ピンボケでごめん。