日記/2008-9-21
最終更新時間:2008年09月21日 17時10分10秒
坂本美雨の初恋の人は
部屋の荷物の整理をしていてカセットテープを発見。そのうち一本を聞いてみると、そこには大昔エアチェックしたNHK-FMの「サウンドストリート」が録音されていた。
こちらのページを参考に、どうやら1982年9月7日(火)放送分であるということが判明。
当時サウンドストリート火曜日のDJは坂本龍一だったが、彼が映画「戦場のメリークリスマス」のロケでラロトンガ島へ出かけていて不在ということで、この回はピンチヒッター矢野顕子がDJを担当。この年、坂本龍一と矢野顕子は正式に結婚したばかり。矢野の言葉のはしばしから溢れ出る幸せが感じられる。
番組の半ば、JAPANの「Life in Tokyo」をかける前に、デヴィッド・シルヴィアン、スティーブ・ジャンセンの兄弟が来日中に坂本家へも訪れたのだが、そのとき困ったことがおきた、という話を矢野が始める。
この方々、ウワバミ兄弟、やっとイギリスへ帰りました。 お兄様の方もそうですけど、弟様の方も、ずいぶん日本を堪能して いったんじゃないかなあ、と思います。 我が家にも何度か来てくれて、ずいぶん遅くまでいたり、そのまま 泊まってしまったり、しましたけど。 なんと、この、スティーブ・ジャンセンさんにですね、うちの一人娘が、 一人娘じゃないか、長女が、一目惚れしまして、困ってるんですよねえ……。 あれ以来、なんかね、それらしいような、写真とか、テレビなんかで キレイめの外人の男の人が出ると、 「スティーブ!スティーブ!」 って言うのね。 「スティーブどこ?」 って。それで、もう大変なんです。 うち来たときなんかもちゃっかり膝の上座るわ、一緒に寝ると言い出すわ、 あのー、母も、父も、どうしようかと、思っています。
ところが、ウィキペディアの坂本美雨のエントリを見ると、
両親の友人であったバンドJAPANのボーカルデヴィッド・シルヴィアンが初恋の人。
とある。
あれ?これはどういうこと?と、坂本美雨のサイトを見に行くと、そこには以下のような記述が。
…初恋はDavidだが、実は"本命"は恥ずかしすぎて、 すてぃぃぶぅ、と言ってどさくさにまぎれてヒザにのり、 よくなついていたのです。 というとスティーブに失礼か! いや、スティーブもダイスキだったんだよぅー。 気が多かったんです(汗)。
なるほど。
本命のデヴィッドには恥ずかしくて近づけず、それでスティーブへ……という意識が当時2歳の彼女の中にすでにあったのか、それとももう少し後になって意識されたものなのか、わかりませんが、どっちにしても女の子はすごいですなあ。
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